interview01 『「生物が好き!」を仕事にし続ける秘訣。』 水質管理職 N.Y 学生時代は生物学科に所属。微生物に関わる研究の仕事に興味をもち、水処理設備の事業に従事。現在は西原ネオの本社で、ソリューション推進部・事業開発部の2つに所属。現場の問題に対し、技術的観点から解決策を提案したり、新規事業の立ち上げに関わるなど、パラレルな仕事につとめている。

  • 日々新たな発見に夢中!好きなことを仕事にし続ける秘訣

    日々新たな発見に夢中!好きなことを仕事にし続ける秘訣

    幼いころからずっと動物や昆虫・植物問わず生き物が大好きでした。大学は生物学科に進学をし、専門的な知識を学んだ先で、就職の選択肢として上がってきたのが今の仕事です。微生物をテーマに探究できるこの仕事と出会えたのは本当に幸せなことだと思います。普段は民間企業の工場が持つ水処理施設に関する仕事に携わっています。微生物の動きを観察することで、設備稼働の問題解決や、新規の設備営業のアシストなど、営業からメンテナンス・新規事業開発まで幅広い業務に貢献しています。もちろん事業活動をしていますから、利益や売上のことを考慮して働くことは大切です。しかし、微生物の様子から、水処理プロセスの課題を見つけたり、本に書いていないようなことを自分で発見する機会が多く、日々こういった気づきを「楽しい!」と感じながら働いています。これが、好きなことを仕事にし続けられている秘訣なのかもしれません。

  • やりたいと思ったら手を上げて、仕事の幅を広げていく

    やりたいと思ったら手を上げて、仕事の幅を広げていく

    西原ネオの文化の特徴は、自らの提案でいろいろなことにトライできるチャンスが与えられること。小さくまとまらず、結果に固執しすぎず、のびのびと挑戦ができます。私も、過去に対応した10個の酵母処理設備の調査をするプロジェクトを起案し、予算の承認をとって実行しました。一定の期間、他の業務より優先してプロジェクトを推進することにも許可をもらったので、納得行くまで調査業務に向き合うことができました。過去の自分が立てた仮説や信じていたことが、今実際はどんな様子になっているのかを、答え合わせするような時間でした。施設の稼働パフォーマンスや汚泥の様子の比較を行う中で、生物処理の現状の限界だけではなく、どうやったらさらに出力があがるのか?というヒントも得ることができました。研究職として働いて長いですが、可能と不可能の間にある絶妙な最適解に、今後も挑んでいきたいと思います。

  • 回り道だって推奨。自分なりの気づきをもてる働き方を

    回り道だって推奨。自分なりの気づきをもてる働き方を

    若手の方と一緒に働くうえでは「ゴールにたどり着けば、進め方は自由」という方針を大切にしています。皆さん真面目で誠実なので、『まずは計画通りに…』と効率重視で進めようとすることも多いのですが、どちらかというといろいろな切り口から仕事を見て、自分なりに考えて進めることが大切だと思います。時に、回り道や寄り道をすることもあるかもしれません。しかしそれが、自分だけの発見につながり、後の別の仕事で活かせたりします。なにより、言われたことをこなすだけの日々より、はるかに仕事を楽しめるはず。SNSなどの情報に溢れる今の時代、「やりたいこと」を探すことも大変だと聞きます。もしかしたら、目先の小さな好奇心を満たしていくことが、人生をかけてやりたいことにつながるかもしれません。これからの西原ネオを担う世代には、少しでもやってみたいと感じたら、周囲の目を恐れずどんどん口にだし、共に新しい経験をしていきたいです。

  • 水を浄化するのは当たり前。常にその先の技術力を磨いていく

    水を浄化するのは当たり前。常にその先の技術力を磨いていく

    昨今のSGDsのムーブメントにより、環境や自然への意識も高まっていると思います。一方私たち西原ネオにとって、汚れた水がキレイになるのは当たり前のこと。今後は工場を運営する民間企業のお客様に、どんな付加価値を提供できるかを追求していきたいです。工場にとって水処理は、法律的に必須の機能であり、なくてはならない機能。しかし直接的に利益を生む設備投資にはなりづらい。また、他の設備と同じように、電気代や人件費など、コストもかかります。「水がキレイになる」というメリット以外、現状見出されていないんです。だからこそ、いかに負荷やコストを抑えられる提案ができるかに我々の技術力が問われていると思います。できるだけ無駄のない出力調整をした処理施設の仕組みを提案したり、現場の省人化を提案するなど、やれることは無限大にあります。また、排出された汚泥の肥料化など、プラスで収益化できるようにしていくことも視野にいれています。常に自社の技術力を問い、向上心をもって試行錯誤できる会社でありたいです。

ありのままで、生きろ。