crosstalk02 事業部横断対談 未来は「社員」が創る。西原ネオの100年後のビジョンとは?

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    S.O

    技術営業ができる西原ネオに共感し、新卒で入社。設計を半年間経験した後は営業として活躍し、現在は東北支店の副支店長として拠点のマネジメントを行っている。

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    M.N

    事業開発部に所属し、西原ネオが持っている既存技術のブラッシュアップを行い、新しい技術や機器を事業化させるために、様々な検証を行っている。営業のサポートをしている。西原ネオの技術革新を担う存在。

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    P.P

    ミャンマー出身でタイの関連会社を通じて、縁があり入社。現在は、ソリューション推進部として、維持管理の支援や実証実験および微生物の検鏡等をしている。

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    K.I

    電気設計として水処理施設を動かすための電気の配備や効率よく施設を稼働するための自動制御装置の設計を行う。学生時代は地学専攻と全くの未経験から電気の知識を学び活躍。

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西原ネオが目指す未来のはじまり。社員が描いた「未来年表」

「未来年表」を書かれたと聞きましたが、そもそも「未来年表」はどういうものなのですか?

M.N先日、西原ネオがこれまで大切にしてきたことやこれからも変わらず残していく想いを様々な立場・経歴をもつ社員22名で3日かけて整理したんです。これまで会社を引っ張ってくれたリーダー陣・役員陣とこれから西原ネオを成長させていく要となる若手社員が集まって、西原ネオが今後30年間で目指す未来を描きました。

P.P若手だと1年目の社員もいて、幅広い年齢・職種のメンバーがいたので、さまざまな意見が出ましたね。環境コンサル、水処理施設の完全自動運用、グローバル展開、汚泥(※)の農業利用...改めて、西原ネオという会社が無限大の可能性を持っていると感じて、私自身これからの会社の未来にワクワクしました。※汚泥:水処理で発生する廃棄物のこと。

K.I普段、仕事をしていると目の前のお客様に意識が向くので、会社をどうしたいとか、これからどんな事業を拡げたいとかって考える機会はなかなかないんですよね。だからこそ、社員みんなでイメージを共有できたことは、今の仕事の意味や価値を考える機会になりましたし、未来に向けて成長していきたいという原動力になったと思います。

S.O西原ネオは全国に拠点がありますが、当日は拠点のメンバーとも話す中で、みんな根底は同じ想いを抱いているというのも再認識できましたね。私自身、本社の社員ではなく、東北支店に所属しています。本社メンバーや他拠点のメンバーと意見を交わしましたが、話している中で、社員みんなが共通して「水を起点として地球を守る」という使命を持っていることを強く感じました。

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西原ネオは技術の会社。文理問わず個性を活かして可能性を拡げていく

事業的側面から考えると、西原ネオではどんな未来を描いていますか?

M.N私は、汚泥の農業利用をしていきたいです。実は、汚泥の肥料化という技術はあるのですが、規模感やコスト面で導入しづらい状態なんですよね。農業分野は人手不足と言われますが、汚泥を肥料にできれば、食糧生産を拡大することも可能なはずです。水処理後の水を使った農作物の栽培もできると思いますし、農業分野だけでも大きな可能性を秘めていると感じます。

K.I新技術とかではないですが、施設の自動制御装置に使うソフトを社内で開発していきたいですね。現在は、外部委託している部分なのですが、社内でできるようになれば、お客様先で不具合が起きた時の対応も早くなりますし、よりお客様の要望を叶えることができると思うんです。水処理施設はお客様の事業によっても大きく設計が変わるものなので、お客様の期待に応える製品づくりをしていきたいと思っています。

P.P汚泥を使えば、バイオガス(※)を精製することもできるはずです。水処理から生まれるバイオガスをエネルギーとして電気をつくり、今度はその電気を使ってまた水処理施設を動かす...水処理施設の中で、そんな循環システムが生まれたらとてもおもしろいですよね。※バイオガス:食品残渣・牛ふん尿などの有機物をエネルギー源(原料)とする、再生可能なエネルギーのこと。

S.O西原ネオの始まりは、水処理の技術ですが、その技術を活かして、水を再利用して養殖ができるとか、汚泥を使って農業やバイオマスに活かすこともできます。水の力を起点にして、生活を支え、地球を守る新たな事業を生み出していけることは私たちの会社のおもしろさですよね。私は、新卒採用活動にも関わっているのですが、学生の皆さんとお会いする中で、会社を夢と希望を持てる場所にしていきたいと感じています。西原ネオだからできると夢を持つ。会社のことを語って、誇れるようになる。そんな思いで、入社してくれたら嬉しいです。そして、その想いがまた西原ネオの可能性を拡げていく力になると思っています。

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青い地球、ありのままの笑顔。ビジョンとしても掲げる海外展開に向けて

国外への展開はどのようなイメージなのでしょうか?

S.O実はすでにタイに関連会社があるんです。国外を見ると、日本のように浄化機能が完璧な国ばかりではありません。特に東南アジアは水トラブルを抱えている国もたくさんあって、例えば、インドネシアは平坦な地理状況もあって、水の循環が生まれにくいんですよね。

P.P私はミャンマー出身で、国外の水環境の改善は強く想い入れもあるので、将来的には、西原ネオの海外進出に貢献していきたいと思っています。東南アジアだと「水処理」という事業自体が浸透していないので、まずは「現地に西原ネオの基準が受け入れられるのか?」というのが課題になりそうですね。

M.Nそうですよね。私は、タイのように地元企業と連携をすることによって現地で情報を得て、協力体制をつくり民間から啓発していけるんじゃないかと思っています。まずは民間の工場などに入り込んで、現在の西原ネオの技術を応用していくのはどうでしょう?

P.Pいいですね。あとは、10年後に国外で3拠点を狙うのであれば、本社出資で現地起業をするという選択肢もありますよね。自分の出身地は水が綺麗じゃないので、「日本のようにするためにどうしたらいいか?」とよく考えます。いつか現地に還元できたら嬉しいですし、その時は西原ネオの信頼できる仲間たちと一緒にやりたいです。何よりこの仲間がいるなら何とかなるなと感じています。

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ありのままの自分で輝ける会社
一人ひとりの個性を活かし、可能性を現実のもとする

これから西原ネオに入社したいと思っている方に向けてメッセージをお願いします。

M.N西原ネオは自分なりの軸や個性、強みを活かせる会社です。もしかしたら強みと聞くと「自分にはない」と感じることもあるかもしれません。でも、西原ネオは入社後の研修で様々な部署を経験できますし、配属後もジョブローテーションをしながら自分の強みを見つけ、活かす仕事ができる会社です。もし不安な人がいたとしても、私たちの想いに共感してくれるならぜひ飛び込んできて欲しいです。

K.I個性や強みを活かせる会社だからこそ、自分も磨き続けることができると思うんですよね。自分で考えていることには偏りがあるので、みんなの意見を取り入れてこそいいものを作れると思っています。だからこそ、お互いに思ったことを言い合える関係性の中で、フィードバックをしあい、ブラッシュアップしていける。現状維持は時に停滞にもなる。お互いの成長を促すような関係性を後輩とも創っていきたいです。

P.P入社する方には、いろんなチャレンジをしてもらいたいです。「こういうのやってみたい」って言ってくれると、チャンスを与えやすいですし、そこから何か新しいことを生み出せるはず。一人ひとりがアイディアを言うことで、事業も組織もずっと進化し続け、西原ネオの未来を作っていく力になると思っています。

S.O西原ネオの未来は可能性に満ちていると思っています。そして、その可能性を現実のものとしていくのは西原ネオ一人ひとりのメンバーの力があってこそ。今いる西原ネオのメンバーとこれから入ってくるメンバーが力を合わせ、時にぶっ飛んだアイディアがあったとしてもみんなでツッコむような関係の中で、ともに西原ネオの未来を創っていくことを楽しみにしています。

ありのままで、生きろ。