会社概要
OUTLINE
基本情報
社名
株式会社 西原ネオ
英文
Nishihara Neo Co., Ltd.
代表
代表取締役社長 月橋 伸夫
住所
東京都港区芝浦3-6-18西原ビル2F
TEL
03-3452-4441(代表)
FAX
03-3453-6695
設立年月日
昭和37年7月2日
資本金
200百万円
事業内容
事業場排水処理施設/下水道除害施設/ネオ浄化槽/小規模汚水処理装置/
農業・漁業集落排水処理施設/関連機器等を含む設計・製造・販売・施工・維持管理/
プラントエンジニアリング全般

ご挨拶
西原グループの創業者、西原脩三は明治16年(1883年)8月25日、東京都千代田区内幸町にその生を受け(父親は旧幕臣、維新後印刷所を営む)、大正6年(1917年)脩三34歳にして、建築物の衛生設備工事を専門に行う西原衛生工業所を創業しました。
起業するまでの脩三は韓国政府にて水道工事に従事するほか、官民合わせて多くの職業に就きましたが、当時としては衛生工事を専門に行うような企業は他になかったと思われ、創業後、会社は衛生工事を核として順調に業績を拡大していきました。
一方で、脩三は昭和2年(1927年)、44歳の時に欧米の下水処理施設を視察するとともに、ロンドンの大英図書館にも足繁く通い、凡そ1年もかけて、その知見を深めました。同時に、欧米にも大切な知己を得ることとなり、終戦後には米軍の排水処理施設の建設を、特命と言う形で独占的に行わせていただくなど、日本国内において汚水処理にかかる礎を築いていきました。
昭和30年には、かねてから自宅にて取り組んでいた、し尿の促進消化にも成功し、室蘭市をはじめとし、数年で30以上の都市に同施設を建設しました。またその頃から、民間の食品系工場から排出される、高濃度有機性廃水の処理も請け負わせていただきましたが、そのお客様は半世紀以上を経た今でも、西原ネオの大切なお客様であり、現在も河川、湖沼、海洋の水質環境の保全にありがたく協力させていただいております。
弊社の創業者はこのように大正から昭和にかけて、日本ではおよそ未知の領域であった、汚水処理技術を、独学と実験で学び、一企業であるにもかかわらず、時にボランティアのような形で技術と施設を国内に普及させたことも含め、まさにこの世界の先駆者であり、同時に、唯一のリーディングカンパニーとして西原グループを世に知らしめました。
株式会社西原ネオは創業者の神髄である、「生物処理による汚水の浄化」をコア事業として西原グループに生まれ育ち、令和4年で設立60周年を迎えました。
目まぐるしく世界、社会が変わっていく今日にあって、これからも独自の技術を活かし、併せて廃水エネルギーの利用技術にも取り組むなど、その事業範囲を広げ持続可能な社会に貢献すべく、努力していきたいと思います。
また、西原ネオは創業者の海外志向を継承し、国内の技術、知見を東南アジアに活かし、水環境の改善に貢献するとともに、広く人材の募集も行っています。
私は、この偉大な創業者の事業を継承していく責任と遣り甲斐、またその幸福感を社員と共有し、さらなる発展に努めてまいります。
令和5年6月
代表取締役社長 月橋 伸夫

企業理念
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01
健全な水環境の保全に貢献する
人々の生活と生産活動に使われる水は自然から得たもの。私たちはその水を活かし、役目を終えた水を再生し、また自然に返すことで、人々が暮らせる地球環境と人々の健康を守りたい。
「健全な水環境の保全に貢献する。」 これが西原ネオの使命です。 -
02
信頼されるパートナーとなる
私たちは、水処理のパイオニアとして誠実対応、安全最優先、確かな技術と知見をもって、お客様、お取引先様の期待に応え、安心と満足を届けたい。
「信頼されるパートナーとなる。」 これが西原ネオの基本姿勢です。 -
03
共感と成長の場を創造する
西原ネオの最大の資産は、使命と姿勢に共感し、志を共有する社員です。私たちは社会の変化、技術の進化を先取りし、研鑽を重ね、企業の成長を社員の成長の結実としたい。
「共感と成長の場を創造する。」 これが西原ネオの組織風土です。 -
04
企業価値の永続的な向上を図る
私たちはその使命を果たすために、積極的で堅実な経営を実践し革新と挑戦に努め、私たちの会社を未来に継承していきたい。
「企業価値の永続的な向上を図る。」 これが西原ネオの株主へのコミットメントです。

沿革
当社は創業者である、西原脩三が1914年(大正三年)、伊庭邸に二階タンク式浄化槽を日本で初めて設置して以来、約1世紀にわたり、一貫して「自然から得たものは、また元の形にして自然に返す」という循環型社会の実現に向けた理念を掲げ、その達成に努力して参りました。この西原の理念は今も当社に脈々と流れています。
グローバル環境が大きな課題となっている現在、私たち西原ネオは、次の100年に向けて進みはじめました。これまで培ってきたノウハウと、最先端の研究開発から得られたテクノロジーを統合し、より広いフィールドへ。
生活排水処理で培ってきた「生物処理技術」を核とし、無機系排水も含めた幅広い事業場排水の処理に取り組んでいきます。お客さまのあらゆるニーズにお応えし、事業場ごとに異なる「水の課題」に一つ一つ最良の答えを提案します。
水のトータルソリューションをすべての方へ。
1914年
創業者西原脩三が伊庭邸に日本初の二階タンク式浄化槽を設置
1917年
西原衛生工業所を設立し、日本初の大型浄化槽(東京丸の内)を施工
1952年
組立て式腐敗型ネオ浄化槽の販売開始(浄化槽の量産化開始)
1957年
汚水処理部門を分離し、㈱西原環境衛生研究所(現㈱西原環境)を創立
1962年
西原環境衛生研究所の浄化槽販売部門を分離し.ネオ浄化そう工業㈱
(現㈱西原ネオ)を設立
1966年
FRP製ネオばっ気式浄化槽「AR型」発売開始(FRP製浄化槽の量産化開始)
公益財団法人 西原育英文化事業団 設立
https://www.nishihara-cf.org/
1969年
RC製ネオ長時間ばっ気方式合併処理浄化槽「ARC-V型」施工開始
1980年
RC製ネオ回分式合併処理浄化槽「ICプロセス型」大臣認定施工開始
1985年
FRP製ネオ家庭用合併浄化槽[AAC型」発売開始
事業場排水用、下水道除害施設用「酵母処理システム」開発施工開始
1988年
ばっ気時間自動制御「ATコントローラシステム」を組み込んだ「ATC型」
大臣認定施工開始
1989年
グループ統括会社、㈱西原を設立
1994年
事業場排水用FRP製酵母処理システム「YUS型」発売開始
1997年
FRP製ネオ高度処理型合併浄化槽[MCB型」「MCB2型」発売、
全国の市町村設置整備事業に採用
2001年
㈱西原を完全親会社とするグループ再編
2002年
ゼノン膜を導入し「MAC型」「ATC-MAC型」施工開始
2004年
㈱西原ネオを全国7社に分社改組
2006年
事業場用高速・超高負荷嫌気排水処理「N-UASB型・EGSBタイプ」施工開始
2011年
全国7社の地域会社を㈱西原ネオに統合
2017年
創業100周年
東洋紡エムシー㈱との共同開発による「ネオ FP膜分離システム」販売開始
2020年
新社屋竣工
2021年
N-MOS 排水処理運転管理支援サービス開始
2022年
設立60周年








